練習は嘘をつかない。

10月17日(日)の第6回スパーリング大会への出場者達が燃えている!自分自身への挑戦として練習に熱が入っている者を多く見る事ができる。
現在、対戦相手も「デルモ賢信」と「ダンデライオン輝」以外は全員が決まった!
極力、力の差がないようにと試合を組んだ。だから、ここからはどれだけ努力したかが勝負を分ける事になるだろう。
不安も恐さもあるだろうけど、「練習は嘘をつかない」。あなたにとっての「今できる事」を日々積み上げていく事がきっとスパーリング大会(本番)には出るはずだ。
勝っても負けても「努力」したか、しなかったかによって感動の大きさは変わる。努力を欠いて勝ったとしても、そこに大きな感動はない。より大きな感動を得る事が人としての大きな向上を生むのだと思う。
また、そこに懸ける思いによっても、感動の大きさは変わる。ただ「勝ちたい」という思いだけではなく、「人の為に」や「自分自身を超える」という思いを持つ事によって大きな感動を得られる事をボクシングを通じて学んできた。
喜びや負けにも、質(階層)がある。ギャンブルで勝った喜びと努力してボクシングの試合で勝った喜びの質は明らかに違う。ズルをした勝負に本当の喜びなんか感じられる訳もない。
努力せずに負けて「悔しい」と言っちゃいけない。「悔しい」と言っていいのは努力した者だけだ。
出場者達には社会に出て、なかなか味わう事のない、そんな大きな「喜び」や「悔しさ」を体験してほしいと思う。

二十歳で二人の子供を持つ直人は日々大変な仕事に追われているが、ボクシングに出会って水を得た魚のようにイキイキとしているように感じる。学生の朋弥もボクシングに出会わなければ、きっと毎日女の子と遊ぶだけの青春になった事だろう。(笑)

下関ジム最年長の井上さんも朋弥相手にマイグローブ、マイヘッドギアでスパーリング。自発的で地道な練習を積んで日々向上中!

直人もハードパンチの「コンバット池田」を相手にダウンの応酬スパー。熱い!

ここ最近、裕一郎も急激な上達を見せている。やはりスパーリング大会という一つの目標を持つ事で人は大きな向上を見せるようだ。
ある経営者が言った。「人には三種類の人間がいる」と。ひとつは自ら燃える事ができる者。もう一つは燃やせば燃える者。そして燃えない者。
目標を持って燃える者。目標があっても燃えない者。可燃性と不燃性。どちらが実り多き人生を送るかは分かるだろう。
今、下関ジムが熱い!門司ジムも負けるな!                会長