披露宴inサンマルコ。8


式場が決まり、どんな結婚式にするかを考える中、オリジナルを重視して「ガーデンで」という部分を強く考えていた。しかし当初の天気予報が変わり、12月は例年より寒くなると。そこで、すべてを室内でのイベントに思い切って切り替えた。それが神様からのサインであったように思う。与えられた状況の中で「人の為に」、「自分達らしさ」を追求する事が「今できる事」なのだと思った。

せっかくの素晴らしいロケーションがあるので、このイベントだけはガーデンを使用する事に。バルーンには皆さんにも、それぞれの願い事を書いてもらった。

少々海風があり、肌寒くはあったが、昨日の強風とはうって変わって、本日はとても穏やかな天候となった。神様が僕たちの結婚を祝福してくれているようにも感じられた。

それぞれの願いを胸にプールサイドでその瞬間を待つ。

僕のバルーンには「学び多き結婚」と書いた。インタビューにも、「結婚する事がボクシングにも経営にも生き、それらが同じように結婚にも生き、というような学び多き結婚になる事を願い、書きました。」と答えた。
嫁さんのバルーンには「結婚という修行に全力で取り組む!」と書いてあった。以前は「結婚は修行や!」と僕が言うと「そんなん言いなさんな~」と言っていた嫁さんが徐々に僕のカラーに染まってきている感があって嬉しかった。ニヤリ

スーパーボールの重しが付いたバルーンをプールに投げ込む。と、水で濡れた紐が切れてバルーンが上空に飛び立つという仕組み。
5・4・3・2・1・・・「ハッピー!ウエディングッ!!」の掛け声と共に一斉にプールに投げ込む。

嫁さんの大好きなアーティスト米倉利紀の「Love in the sky」が流れる中、皆の願いを乗せたバルーンが雲一つ無い晴天の大空へ。          この後、感動のエンディングへとつづく。