「新居探し」という名の課題。

結婚してもう二週間になるが、いまだに新居が決まらず、嫁とはそれぞれの実家で過ごしている。
これは結婚する前から分かっていた事だが、互いの価値観には、かなりの違いがある。
だけど 「もっと価値観の近い相手にすればよかった」 という思いはない。
僕は主にボクシングと自営業(ジム経営)の半生。嫁は短大を出て会社員となっての半生。僕は二人姉弟の弟で、嫁は三姉妹の真ん中。僕はアウトロー的人生。嫁はまっとうな人生。
育ってきた環境も仕事も違う。ましてや男と女。価値観が違って当たり前。
僕にはここまでジムをやってきた信念と培ってきた感性に自信がある。だから嫁の言う事に簡単には従えない。それは嫁にしても同じだろう。
価値観がぴったりの夫婦もいるかもしれないが、僕らには神様から、それぞれに「共通の課題」が与えられているのだと思う。
結婚式のメモリアルムービーでも紹介したが、僕の誕生日は6月6日。姉が12月12日。「もう一人子供ができるなら、3月3日がいいね」と言っていた母の願いどおり、嫁の誕生日は3月3日。
そんな奇跡的な出逢いから結婚指輪には「destiny(運命)」と彫った。
僕にとっての嫁は僕の向上にとって「ちょうどいい相手」であって、嫁にとっての僕もきっと嫁の向上にとって「ちょうどいい相手」なのだと思う。
将来の計画から、とりあえずの仮住まいと考えている事は共通しているが、その新居探しではまったく違う条件を考えている二人。僕が見つけてきた物件はことごとく却下され、嫁の希望する物件も僕が却下する。
もう今年中に決める事は難しいかもしれない。
それでも、最後の最後まで二人が納得できる物件を探し続ける。「二人が納得する物件」とは二人の妥協点や譲歩点の事なのだと思う。
僕にとっても嫁にとっても、お互いが手強い相手(課題)。それだけに学びも大きいが、血液型は僕がO型で嫁がA型という相性の良さが救いかな?(笑)    マサ
PS 明日は午前中から新居探し。遂に結婚式のDVDも完成したらしく、そちらも楽しみだ。