スタービーアマチュアボクシングスクールへ。5


「それでは、ここからは高橋会長にバトンタッチします」と西重会長からバトンを受けとった。ここまで約2時間。ほぼノンストップの西重会長、ほんまにお疲れ様でした。<(_ _)>
ここまでの練習を見ながら、いろいろ考えてきたけど、西重会長の誠意に応えるには、やはり僕が考えるボクシングの本質的な動き&心を伝えるべきだと思い、ジュニアの皆にも分かりやすいであろう門司フィットネスボクシングジムの基本動作である 「腕振り体操」 「縄跳び」 「棒回し」 を指導する事に。(本来は企業秘密なんですが・・)

まずはよ~く「見る事」。(感性)

そしてよ~く「聞く事」。(理論) 何事にも意味がある。その意味を深く理解し、深く考えていく中にこそ更なる向上が眠っている。

そして「やってみる事」。(行動)

これらの繰り返しの中で自ら「考え」だし、「見る事」や「聞く事」への意欲が更に上がり、それらの精度も上がる。これが僕が考えるボクシング技術の指導法。

住直もスタービージュニア達の指導にあたる。

最後はミット打ちを披露。根本的な動き方を聞いた後に、また「見る事」で、始めは分からなかった事でも、徐々に何かしらを感じ取る事ができるようになる。

ばってん、今日の合同練習の疲れか?人前での気負いか?住吉選手に疲れの色が見えはじめる。マラソンで中学生にぶち抜かれるし・・「この野郎~」と思いながらもミットのペースを緩めてあげる甘い私。
あとで「お前バテとったやろ?」と言うと「ばれてました?」と住吉。精度ビンビンの俺の目は誤魔化せんちゅうに!

その後、それぞれで考えながらシャドーボクシング。この繰り返しでボクシング技術はどんどん上達していく。

ボクシングの中で「勇気」や「課題の克服」「逆境の乗り越え方」という大切な学びがあるスパーリング。この後、本日最後の練習となるスパーリング練習へと続く。      つづく。