精度。

会員、特に選手らに僕が強く要求する事は「精度」。ジャブ一つ、フック一つとっても、その精度の高さが、そのままコンビネーションや相手へのプレッシャー、自身の人間的成長というモノに大きく関係してくるからだ。
精度=クオリティ とも言える。 
そのクオリティの高さで「美しさ」や「格好良さ」が生まれる。これを「機能美」と言う。
機能美が生まれるまで、精度を上げる為には、弛まぬ探求と反復練習が必要だ。また、走る事で下半身が出来、上半身の力が抜けるようになる。
フォームがうまく出来ない人には共通の課題があるように思う。その課題はそのまま人としての課題とも言える。
逆に、センスが良く、すぐに格好のいいフォームを作れる者もいるが、弛まぬ努力を伴っていない限り、中途半端に格好いいだけのフォームでしかない。また、それはすぐに忘れてしまうという要素を含んでもいる。
ボクシング歴8年。指導歴11年。合わせて19年間探求して作ってきたフォームや技術戦術。
会員、選手達には、これらを余す事なく指導してはいるが、上達に近道はない。自らの弛まぬ努力なくして、本当の力は手に入らない。
根気や努力や探求心なくして、仕事も勉強も人生もうまくはいかない。
日々向上心を持って練習(人生)に取り組む事で精度は上がり、走って体の(動き)を良くする事で更にパンチの精度は上がる。そして何にでも通じる「頑張り力」を身につける為にも、昨日から門司ジムでは学生全員、ロードワークを開始した。ノルマは萩が丘球場10周。下関では住吉神社3周を課していこうと思う。(各自の判断で距離は伸ばしてください)
精度を上げる為に必要なモノ。「探求心」 「自制心」 「理論」 「イメージ」 そして「弛まぬ努力」。
僕の課題は「弛まぬ指導」!
天気のいい日は、みんな走りましょう!(^^)/ 会長