ジャンプ池尾(関門JAPAN)VS黒川浩道(ヤマカワ)。

関門JAPANボクシングジム


関門ドラマティックファイトVOL.3トップバッター!入場曲に合わせてジャンプ池尾登場!


一声、気合いを入れて元気よく階段を駆け上がる!


ジャンプ池尾リングイン!


この日に向けて考えてきた戦い方を確認。


二戦目で引き分けた黒川選手と向き合う。相手は有難い課題。彼の成長が正樹に大きなプレッシャーと成長を与えてくれた。


序盤、大きくリングを使ってペースを握りにいく。


動きはいい!積極性もある!


1ラウンドから激しく打ち合う!これも今までやってきた練習があってこそ。が・・


相手の左フックが入り、ダウンを奪われる。一瞬、正樹の脳裏に初戦の悪夢が蘇る。


だけど目は生きている。そして、初戦とは違う落ち着きが備わっている事にこの1年での成長が感じられる。

 

 

 

「正樹~っ!ここからや!」


1ラウンドを終え、コーナーに戻ってきた正樹に 

 

 

 

「大丈夫!ここからや!ここから盛り返したらヒーローや」と声を掛ける。

 


2ラウンド。前回、距離の遠さに苦しんだ対黒川戦に備えて練習してきたスイッチ戦法。


その戦法が功を奏し、ダウンを奪い返す!



「よし!いいぞ!!このまま!最後まで気持ちを前に!」


過去二戦の正樹の試合を観てきた僕らにも熱い思いが湧いてくる。前回、初戦の影響で消極的になり、攻め切れなかった正樹。今日は勇気を持って前へ!

 

「正樹!!壁を超えろ~っ!」


最終ラウンド。最後まで積極的に、且つ冷静に様々なパンチを織り交ぜながら攻め続けた。

 

過去二戦で勝利をあげられていない正樹が悩み迷っていた一か月前。

 

関門JAPAN選手の皆と違って就職しており、整骨院では責任のある役割を担っている。朝練が終って仕事場に向かい、夜遅くまで仕事。仕事で来られない日も今回は休まず毎日走ったらしい。

 

正樹の大変さを認めている。頑張りも認めている。プレッシャーも知っている。迷いも感じている。覚悟も感じている。

 

そんな話しをすると正樹の目からポロポロと涙がこぼれた。

 

「明日から勝つ方法を教える。これは俺的には不本意なやり方やけどやるか?!」と聞くと「お願いします!」と返答。

 

次の日から僕の手には竹刀が握られた。

 

この日から正樹の動きが変わった。気持ちが変わった。そして迷いが消えた。

 

僕の指導はきっかけに過ぎない。正樹の壁を超える為に必要だった初戦のKO負け。二戦目のドロー。そして・・


勝者!赤コーナー!ジャンプ池尾っ!!

 

プロテストから約二年。遂に正樹の手が上がる至福の瞬間が訪れた。


黒川選手と健闘を称え合う。


正樹を知る人たちの目に涙が浮かぶ。


当然泣くでしょう!笑

 

バーニング石井も自分の試合前に疲れるぐらいの号泣。笑


ジャンプ池尾、みんなに支えられ、応援され、協力してもらってここまでやってきた。


名前のとおり、ホップ、ステップ、ジャンプ池尾は三度目にして自分の壁をジャンプして乗り越えた。

リングシューズには「迷わず池尾」と刺繍。笑

ジムから離れていた正樹は偶然とは思えない程いつも僕と遭遇。

「きっとお前の守護霊が俺に鍛えてくれって引き会わせよるんやないか?」と冗談で言っていた。

それから約2年半。三戦一勝一敗一分。正樹のプロボクシングはこれで終わり。

今後は正職に戻り、患者さんを救い、また、コンディショニングトレーナーとして関門JAPANの選手らを支えてくれるそうだ。

僕は常々言う。関門JAPANは「勇気」と「感動」を観る方々に伝える事が使命なんだと。

チャンピオンを目指すだけがボクシングじゃない。最後まで諦めずに自身の壁を乗り越え、成長していく姿をお見せする事も「勇気」と「感動」を伝える。

ジャンプ池尾は一つの使命を果たし、少し早いですが卒業します。

ジャンプ池尾を応援し、協力して頂いた皆様、これまで本当にありがとうございました。

 

 

これからも池尾正樹を温かく応援してあげてください。
      ジャンプ池尾!二年間お疲れ様。ナイスファイト!       会長

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