ジャンプ池尾 試合内容。


ジャンプ池尾、勢いよくリングへ駆け上がる!

熊本ジムの須田選手と対峙し、レフリーからの注意を聞く。

課題の序盤。
迷わず池尾!!

須田選手の強いプレッシャーに幾分動きが止まるジャンプ・・ここ!ここが課題やろがいっ!

動きの止まったところにパンチを浴びて早くも流血。

上背とリーチでは相手が上回っている。気持ちで負けていては勝てない。

序盤はうまくポイントとペースを取りながら様子を見たかったが、大量の鼻血を出してしまい、苦しい立ち上がりとなった。

「パンチあるか?」
「結構あります」
「正樹!鼻血は気にするな!次のラウンドから手数を出していくぞ!」
ここで弱気になったら流れが完全に向こうに行ってしまう。
1ラウンドは相手の出方が見えないので怖かったのも分かるけど、次からは勇気を出して攻める他に道はない。

2ラウンドに入り、幾分堅さが取れ練習の成果が出てくる。
指示もよく聞こえていてコンビネーションが決まり出す。

何度か入っていたジャンプ得意の右アッパーが効いている。
2ラウンドを終え・・
「1ラウンドは取られた。2ラウンドは取り返した。今、イーブンや。ここからはもっと勇気出して手数出していくぞ!でも、もう効いとるけ、まとめられれば終わらせられるぞ!あと2ラウンドが勝負や!」
と、送り出した第3ラウンド・・

改心の右アッパーが炸裂してダウンを奪う!!
立ち上がった須田選手。しかし足下が定まらない様子を見てレフリーが試合を止めた。

勝者!ジャンプ池尾!!

デビュー戦のKO負けから始まり、次が引き分け。そして感動の初勝利。一度は引退を決め、再起した前回が初のKO勝ち。この試合をTKO勝ちで飾り、今の戦績は 5戦3勝(2KO)1敗1分 という事になった。
はじめて関門ドラマティックファイト以外の興業で一人で試合をしたジャンプ池尾。
また一つ経験を積み、努力と諦めずに継続する事の大切さが身に染みてきている事だろう。
前回の試合同様、序盤の展開に課題を残したジャンプ。
「お前またビビッたな。男気出せや」 と言うと・・
「徐々に出していくのがジャンプ流ですよ」 とジャンプ。
確かにジャンプの試合はいつもドラマティックではある。笑
感動を呼ぶ男ジャンプ池尾の闘いはまだまだ続く。いい加減男気出せや!!笑       会長

おめでとう!!(^^)

会場まで応援に来て頂いた皆さん、応援していてくれた方々、ありがとうございました。<(_ _)> 今後もジャンプ池尾の成長と関門JAPANボクシングジム選手らの応援よろしくお願い致します。
我々も皆様に「勇気」と「感動」を伝え続けていく為に日々精進し、成長していきます!
今回、短い準備期間の中、対戦を受けて頂いた熊本ジムの須田選手、明地会長、ありがとうございました。
Real Soul Boxing 53の主催者である福岡ボクシングジムの越本会長、スタッフの皆様ありがとうございました。