怒り。

課題の一つに「平常心」があります。

平常心を乱すモノは 苦手な人、別れ、不安、失敗、恐さであったり、いろいろとありますが、そのせいで「負の感情」が抑えられない事が問題だと思います。

他にも嫉妬心や自己顕示欲、保身、利己的など負の思いや感情は多くありますが、一番負けてはいけない感情は「怒り」ではないかと思います。

怒りにも原因があります。心ない言葉や態度、自分の考えや願いとは異なった結果や評価など、僕も興行を始めたばかりの頃にはこれらへの「不満」や「怒り」と闘いました。

そして「足るを知る事」や「因果」「波長」といった法則をより心に強く刻みました。

怒りという感情にただ身を任せていた若かい頃と今は違う。怒りを理性的に抑える事が大切であり、マイナスの言動は必ずカルマとなって我が身に返ってくる事を僕は若い頃に幾度も経験しました。

感情をなくすのではなく、良き感情は存分に表し、悪い感情を持たないような考え方をする事と、もし持ってしまったとしてもそれを理性で抑える事と極力表に出さない事。

若い頃の間違いはあっていいと思う。それらの失敗から学び成長する事が人生が80年程ある意味じゃないかと思います。

 
 
                勇気と感動の関門JAPANボクシングジム会長 高橋正行