ジュニア合同練習。

今日は昨日の台風の為門司、下関の「土曜ジュニア」と門司の「日曜ジュニア」の合同練習としました。
数人の欠席はありましたが10人の子供達が集まりました。
子供達の自立や成長を考えて今日からは新しい試みで「ジュニアスクール」を行っていきます。
・保護者の待合いを無くす。
・バンテージを自分で巻かせる。
・頑張る力を養う。
 
まだまだやりたい事はありますが、子供達もいきなり多くを与えられると混乱するでしょうからとりあえずはこれぐらいから・・
これらの事について説明致します。
まずは 「保護者の待合いを無くす」からです。
毎回、保護者が見ているというのは学校の授業参観を毎週しているのと同じ事だと思います。
これでは子供達の気も散ってしまうし、なにより安心感を持ってしまい自立心が養えていないのでは?と思ったところから決断しました。
保護者の方が子供の成長の過程を見たい気持ちも分かります。そこで数ヶ月に一度は「授業参観」ならぬ「練習参観の日」を作ろうと思っています。数ヶ月ぶりに見る子供達の成長をご期待ください。
そして「バンテージを自分で巻かせる」
これは当たり前と言えば当たり前の事ですが、これを徹底しなかった事に僕自身反省しております。
今日は皆でバンテージを巻きながら言いました。「バンテージ綺麗に巻く人はボクシングも綺麗になるよ。俺の経験からしてバンテージ汚く巻く人はボクシングも綺麗にできんよ。」って。
厳しく言えばバンテージ一つまともに巻けない人はボクシングをする以前の問題です。
それができずにボクシングをしたところで良い成果を期待するのも難しく思います。
今日は2回巻かせて、2回目が正しく巻けて綺麗なら合格。ダメならやり直し!と約束して巻かせてみました。
ゆっくり綺麗に巻く子。いい加減に巻く子。何度も間違える子。いろいろです。
結局、皆が巻き終わるまで40分かかりました。今日の練習は30分延長にしておいて良かった。(^_^;) これは教える方も大変ですが今後もやっていきます。
さらに自分の事は自分でやる為の練習として洗濯を終えたバンテージも自分で丸く綺麗に巻かせてください。
そして最後の「頑張る力を養う」
通常のメニューに加え、選手達がしているサンドバックのインターバル打ちを縮小したモノを行いました。
僕が一番自信があるのは「技術」です。だけど「心なくして技術は生きない」って事をここ数年痛切に感じています。
だから「技術」より前に「心」からです。子供達にも分かるように説明します。分からなくてもずっと言っていきます。
人は楽な方に逃げる習性があります。それは誰にでもある事でしょう。
この「ジュニアスクール」の1時間半だけは楽しないで頑張る事を覚えてほしいと思います。
子供達はときには嫌がるかもしれません。そこはお母さん、お父さんの力が必要です。
皆が楽しみながら頑張り、そして成長していけるように日々模索していきますので皆さんのご協力よろしくお願い致します。<(_ _)>      会長

一巻き一巻き丁寧に。

綺麗に巻かんと練習できんで~(-_-)

おまけ。